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アースダイバー
2006年02月27日 (月) 22:15 | 編集
アースダイバーアースダイバー
(2005/06/01)
中沢 新一

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 「アースダイバー」(中沢新一/講談社)読了。

 縄文時代、東京はとんでもなく内陸まで海であった。
 東京の台地は複雑なフィヨルド状の海岸地形をしていたのです。
 その縄文時代の地図を持って、東京を歩くといろいろなものが見えてくるのだった。

 縄文人は海と陸の境に貝塚を作り、人も埋葬した。つまりその場所は当時の聖地なのだ。
 そして、聖地や古墳のあった場所には、やがてお墓や神社などが建てられ、現代でも特別な場所として存在している。
 つまり、縄文時代の霊的な力の影響が現代にも続いているのだ。

 うんうんと感心する部分や、どうにも妄想とこじ付けとしか思えない部分が渾然一体となっているのですが、全体を貫くイマジネーションの豊かさと、自然界や歴史に対する謙虚な姿勢など、中沢節炸裂で、読んでいて実に楽しい書物でした。

 人間の理性には、どうもなにかが決定的に欠けているらしいのである。「自然の理法」にはすんなり理解できていることが、人間の理性にはどうしたってわからないようなのだ。もちろん、理性は役にたたないと言っているわけではない。ただ、理性はどうも完璧じゃないらしいので、ぼくたちには見えないところで行われている地球の営みに、もっと耳をそばだてていないといけない、と言いたいだけだ(p.109)


 現代の超合理主義や拝金主義、科学万能主義に対する、本能的な嫌悪感とか疑問をなんとなくみんな感じていて、占いとかスピリチュアルなことなどが流行しているんじゃないか
 上手く言葉に出来ないもやもやの一部が、解明できたような気がします。

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