こんな本を読みました。
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宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術
2013年01月27日 (日) 22:06 | 編集
宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術 (朝日新書)宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術
(朝日新書)
(2012/06/13)
宮本恒靖

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 「宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術」(宮本恒靖/朝日新書)読了。

 著者は元・サッカー日本代表キャプテンの宮本恒靖です。

 この本では、僕がずっと日本代表やJリーグでプレーしてきて、ピッチで感じていたこと、考えていたことをベースに、「サッカーってこんなふうに観たら、もっとおもしろい」「こんなところに注目して観たら、ずっと楽しめる」といったヒントをみなさんに示していきたいと思っています。(p.4)



 という通り、ワシのようなただボールを追って、ゴールが入った入らないだけで騒いでいるだけの俄かサッカーファンでも理解できるような平易な言葉で、「ワンランク上のサッカー観戦術」を伝授しようというのが本書です。。

 本書で紹介するワンランク上のサッカー観戦術のために必要なポイントは、大きく分けてこうだと考えています。
 サッカーの勝敗は88分間で決まる。
 ボールは3割しかみない。
 この二つを意識するだけで、試合の観方がおもしろいほど変わります。(p.5)



 まずは第一章、「良い選手」を観る技術、という話から始まります。
 選手一人が一試合90分の間でボールに触れている時間は、2分前後。
 宮本さんはボールに触れていない88分にこそ、その選手の本当の価値や質が出るという。

 ボールのないところでの駆け引きや、いかに有利にボールを受け取るかという「準備」作業などについて、自分の経験や、具体的な選手の動きを例にとりながら、解説されています。
 特に、遠藤や中田などのどこがどうしてそんなに凄いのかという分析が面白い。

 例えば、非常に短い距離で同じ選手同士がパスのやり取りをして、素人のワシなどは「この行為は一体何の意味があるのだろう?」と思うような場面がたまにあるのですが、この本で疑問が氷解しました。
 選手は自分の出そうとしたパスコースが切られた時に、近くにいる選手にパスをあずけて、自分のポジションを修正するのだそうです。
 特に遠藤選手はその動き直しの質が高いのだという。
 このどうでもよいようなパスの応酬の間に、ボール以外の場所を観察すれば、新しいサッカーの観方が開けてくる!


 サッカーの観戦はどうしてもボールを追うことに終始してしまいますが、試合の3割程度はボールのないところを観ようと提唱しています。
 そして、ボールだけでなく、全体を観るために、ピッチの観方を身につけるべきだという。
 ピッチは「守備」「中盤」「攻撃」という3つのゾーン分けが一般的ですが、選手たちは感覚的に4つのゾーンに分けてプレーしているのだそうです。
 詳しくは本書のp.79の図をご覧いただきたい。
 この4分割したゾーン上でどのようなプレーをすることが多いかに注目すると、攻撃的なのか守備的なのかなど、チームの特色をつかむヒントになるそうで、その「ピッチを観る技術」が第二章のテーマです。

 以下、第三章「代表チームを観る技術」、第四章「セットプレーを観る技術」と続き、どの章も新しいサッカーの観方を教えてくれます。




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