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異星人の郷 上巻
2013年10月02日 (水) 21:00 | 編集
 「異星人の郷(さと)」(マイクル・フリン/創元SF文庫)の上巻を読了。

 14世紀のドイツの田舎の村に宇宙船が不時着という、とんでもないアイデアのファーストコンタクトものSF。

 この村の話と、昔何か変なことがあったらしいと嗅ぎつける現代の科学者の話が交互に進んでいきます。

 ケン・フォレットの「大聖堂」みたいな感じで、昔の田舎の生活がよく描かれています。

 話の進み方にもったいぶった所がなく、主人公である村の神父と異星人(クレンク人と呼ばれる)とのコンタクトも物語の前半にあっけなく訪れます。

 むろん、この時代の村人に宇宙人などという概念はないので、どこか遠いところからやってきた外見のおかしな人たちという捉え方をするもの、あるいは悪魔がやってきたと考えるものなどいるわけです。

 一方、クレンク人は、宇宙船が壊れたため故郷に帰れなくなり、なんとか人間に頼って船を修理しなくてはなりません。
 そして、さすが宇宙人、頭に巻きつけると言葉を翻訳してくれる自動翻訳機を使って人間と会話ができるようになります。

 科学力では遥かに劣っている人類と、技術力は確かにすごいが、すぐに暴力をふるい階級が固定されている野蛮なクレンク人お互いどのように関わり変化していくか、それだけでも興味深いお話になっているのですが、歴史に埋もれた出来事を解明していく現代人のエピソードが加わり、物語のひねり方がうまいです。

 現在の統計歴史学者トムが、昔は確かに存在したのに、地上から消え去ってしまった村を発見します。
 どうもこの消え去りだれも住みつかなくなった村というのが、ずばり本書の舞台らしいのです。
 いったい何が起こったのか?

 お話は下巻へ・・・。

異星人の郷 上 (創元SF文庫)異星人の郷 上 (創元SF文庫)
(2010/10/28)
マイクル・フリン

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