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ことばを写す 鬼海弘雄対話集
2019年10月02日 (水) 23:39 | 編集


 写真家、鬼海弘雄の対談集です。

 お相手は、山田太一、荒木経惟、平田俊子、道尾秀介、田口ランディ、青木茂、堀江敏幸、池澤夏樹の各氏。

 なかには全然写真に向かない人もいるよね。知らない人に声をかけられないやつ、いるでしょ。それで電信柱ばかり撮っている。(p.44)



 写真で自然なんて写せません。あれは絵じゃないとダメです。写真っていうものは、すべて相関関係しか撮れない。色をつけても、フィルターは因数分解できるものしか写せません。自然界のようなものは、撮れない。NHKでやっていればいい(p.63)



 写真を見て、少し人間を好きになって、少しだけ未来が見えるといいだろうと単純に思ってます。(p.68)



 実際には「いま」をを撮るんだけど、「いま」を超えたい。レンズは愚直だから、それができそうな気がします。(p.107)



 アラーキーとの対談など、お互いをヨイショし合っていて、どうしようもない薄っぺらな話もありますが、写真が好き人で鬼海さんに興味のある人は、一読の価値があると思います。


鬼海弘雄(きかい ひろお)
1945年、山形県生まれ。写真家。人間の内奥を写し撮る作品の数々が、日本にとどまらず世界各国で大きな称賛を得ている。
代表作に、市井の人々の姿を写した『PERSONA』(草思社、土門拳賞)、『PERSONA 最終章』(筑摩書房)、東京の風景を切り取った『東京迷路』(小学館)、『東京ポートレイト』(クレヴィス)、幾度も訪れ、歩いて撮った『INDIA』(みすず書房)、『アナトリア』『India 1979―2016』(ともにクレヴィス)など。写文集に『誰をも少し好きになる日』(文藝春秋)、『靴底の減りかた』(筑摩書房)などがある。



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