こんな本を読みました。
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「脳」整理法
2006年06月02日 (金) 23:14 | 編集
「脳」整理法 「脳」整理法
茂木 健一郎 (2005/09/05)
筑摩書房

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 『「脳」整理法』(茂木健一郎/ちくま新書)読了。

 「脳」ってのは一体なんなのか?
 人が、見たり聞いたり匂ったり味わったり感じたりするってのは、どんなメカニズムなのだろうか?

 だいたい、ワシはなぜ毎日写真を撮っておるのか?
 (しかも、そうとうにくだらない写真を・・・(-_-メ))
 どうして撮ろうという気持ちが起きるのじゃろ?

 不思議だ、実に。
 そんなわけで、たまーに、脳関係の本とか哲学の本とか読んでみたりするわけっす。
 結局、よく分からんままなのだがな。

 最近、超売れっ子の茂木さんの本を読んでみました。
 (「クオリア日記」 http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/)
 あまりにたくさん出ているので、選ぶのに苦労するのです。


 本書では、人間にとって脳とは何か、脳はどのように働いているのか、脳の活動が生み出す心をもった私たち人間は、この世界でどのように生きていくべきなのかを考察しました。つまり、現代をよりよく生きるための切実な課題について、「脳」とのつき合い方という観点から考える試みです。(まえがき p.10)



 頭のいい人が書いているものだけに、いろいろためになりました。
 その中でも、本書の最後の最後に出てくる、ネガティヴな感情についての考察が一番おもしろかったです。
 ネガティヴな感情はなぜ生じるのでしょうか?
 将来の不確実性からくる、「うまく行かないのではないか」 という不安。
 過去の記憶から、「あれと同じことがまた起きるのではないか」 という不安。
 「もっとうまく出来たんじゃなかろうか」 という後悔。
 ネガティヴな感情の多くには、実際に起きたこと以外の「だったかもしれない」という「反事実」や「仮想の認識」 が絡んでくるのです。
 つまり、人間の脳のなかでは、現実に起こったことと同じくらい、起こらなかったことや、起こったかもしれないことが大切になってくるのだという。
 ネガティヴな感情というのは、実に複雑な計算の結果生じているのです。

 高度に発達した脳をもつ人間だからこそ浸ることができる複雑で豊かなプロセスとして、後悔や怒り、嫉妬、不安、自己嫌悪、自信喪失といったネガティヴな感情は立ち上がっている。そのことを、ありがたいと感謝すべきなのです。(p.196)


 人は不安を乗り越えてチャレンジし成功すると、その経験を記憶して脳の中のチャレンジするルートが強化され、段々と苦労しなくてもチャレンジできるようになるそうです。
 だからとりあえず、最初の一歩は頑張って努力してみることが大切。
 脳を整理するというか、育てるというか、ルートを強化するという考え方は、忘れないで覚えておこう。
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