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99.9%は仮説
2006年11月19日 (日) 17:27 | 編集
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
竹内 薫 (2006/02/16)
光文社

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 「99.9%は仮説 思い込みで判断しないための考え方」(竹内薫/光文社新書)読了。

 「飛行機が飛ぶ仕組みは、科学的には解明されておらず、本当のところよく分からないのだ」というショッキングな出だしです。
 どのように飛ぶのかということに関しては、非常に精度が高く予測できますが、なぜ飛ぶのかという根本原理は分からないのだという。

 その他、本書には「こんなこともホントはよく分かっていない」という話が出てきて驚かされるのですが、そういうトリビアばかりを羅列している本ではありません。

 この世の中のあらゆることは仮説に過ぎず、新しい発見や理論が見つかれば、一夜にして覆ってしまう。
 ものごとを頭から信じて疑わない、という態度は間違っているし危険であるし、人生を窮屈にしてしまうのです。
 様々な例を挙げてそのことを教えてくれます。

 有名な『科学的発見の論理』という本の中でカール・ポパーという人がこう「科学」を定義しているそうです。
 「科学は、常に反証できるものである

 例えば、100万回実験して同じデータが出たとしても、100万1回目に違うデータが出るかもしれない。
 つまり、決定的な証明など永遠にできない、というのです。
 まぁ、考えてみるとその通りですな。

 どんなに決定的に思えることであっても、それは単に「支配的な」仮説であって、仮説であることには違いなく、他の仮説も必ず存在するはずで、だからこそ、できるだけ沢山の仮説を見比べ、支配的な仮説を疑うという態度を持っていないとダメ。
 これは何も科学の世界だけではなく、政治や宗教など人間の生活すべてに当てはまる重要なことなのです。

 ですから、著者は、学校でも子供たちに、「わかっていないことは、わかっていないとちゃんと教えるべきである」と主張します。

 100パーセントわかってはいないのに、100パーセントわかったかのように強制的にみんなに教えてしまうと、だれもが先入観としてもってしまって、疑問に思う人がいなくなってしまいますよね。(p.175)



 他人とコミュニケーションする時に上手くいかない場合も、相手がどのような仮説を元に話しているのか、また自分がどのような仮説に凝り固まってしまっているのかを分析してみれば案外上手くいくという。

 気づかされることが多々ある、実に有益な本でした。
 ベストセラーだけのことはありますな。
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コメント
この記事へのコメント
きょう、定義しな
きょう、定義しなかった。
ですから光文社とここに発見された!
2006/11/26(日) 13:15 | URL | BlogPetのきなこ #-[編集]
きょうは光文社の
きょうは光文社のデータみたいな発見したかもー。
だからこそ光文社とここへ解明するはずだった。
2006/12/04(月) 15:41 | URL | BlogPetのきなこ #-[編集]
科学だめかも…
科学だめかも…
2006/12/11(月) 15:30 | URL | BlogPetのきなこ #-[編集]
科学のことを書い
科学のことを書いてるのかな?
2006/12/18(月) 15:10 | URL | BlogPetのきなこ #-[編集]
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