こんな本を読みました。
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インテリジェンス 武器なき戦争
2007年06月11日 (月) 21:45 | 編集
インテリジェンス 武器なき戦争 インテリジェンス 武器なき戦争
手嶋 龍一、佐藤 優 他 (2006/11)
幻冬舎

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 「インテリジェンス 武器なき戦争」(手嶋龍一・佐藤優/幻冬舎新書)読了。

 「外務省のラスプーチン」と呼ばれ、2002年に背任と偽計業務妨害で逮捕、執行猶予付きの有罪判決を受けてただ今控訴中の佐藤優氏と、元NHKワシントン市局長の手嶋龍一氏の対談です。
 「インテリジェンス」というテーマで語り合うわけですが、お互いをやたらとおだて合っているのが不気味っす。

 それはそれとして、内容はとても面白い。
 頭がよい上に、実体験も豊富な二人だけに、話していい範囲の裏話的なことがぼろぼろ出てきて、しかもあっちの出来事とこっちの出来事を結びつけ、分析し・・・と、読んでいて興奮させられます。
 ゾルゲから、杉原千畝から、イラク紛争まで、エピソードは限りない。

 それにしても、この佐藤という人が、本を書いたり、ラジオ出演をしたりで、時間を無駄にしているのが実に勿体無い限りです。
 日本の損失ではないか。
 それとも、官僚ってのはみんなこのくらいのレベルなのだろうか

 このくらい頭がいいと、並みの政治家なんかとは、馬鹿馬鹿しくて付き合ってられないだろうな。
 インテリジェンスを扱う人間のの資質に関して、例えば、まだ記憶に新しい、ホリエモンが自民党幹事長の次男に3000万円の振込みを指示したとされた、「ガセメール」事件に関わった政治家についてこんな会話がなされます。

 佐藤 こんな言い方をしては前原誠司前民主党代表に申し訳ないですが、カラオケ屋さんで音痴の人が自分の音がズレていることに気づかないままマイクを握っているようなものですね。あのミスは実に決定的なもので、もはやインテリジェンスの世界に入ることは許されない。あのガセメール事件は、彼が入場券を失った事件だと思います。
 手嶋 政治生命を失ったという事態にならなければいいのですが。
 佐藤 少なくとも、もう二度とインテリジェンスや安全保障には触らないほうがいい。これは資質の問題なので訓練しても直りません。(p.187)



 手嶋さんもNHKを辞めて、生き生きとしてますなぁ。
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