こんな本を読みました。
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情報のさばき方
2007年08月18日 (土) 22:26 | 編集
情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書)情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書)
(2006/10)
外岡 秀俊

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 「情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント」(外岡秀俊/朝日新書) 読了。

 著者は朝日新聞の東京本社編集局長。
  
 内容は、まず「情報の収集」、それから「分析」、「伝達」と順を追って、著者が今までの体験から得た情報力を高めるヒントを、具体的に記した本です。

 情報力を高める為には基本的な五つの原則があるのだという。

 1.情報力の基本はインデックス情報である。

 2.次に重要な情報力の基本は自分の位置情報である。

 3.膨大な情報を管理するコツは、情報管理の方法をできるだけ簡単にすることである。

 4.情報は現場や現物にあたり、判断にあたっては常に現場におろして考える。

 5.情報発信者の意図やメディアのからくりを知り、偏り(バイアス)を取り除く。


 例えば、ここでいうインデックス情報とは何か
 本書では、どこに行けば、誰に聞けば確かな情報を得られるのか、という情報を「インデックス情報」と定義しています。
 そして、「インデックス情報」の管理をさまざまに試行錯誤してきた結果、辿り着いた極意とは・・・
 「物としての情報を捨てる」っつーこと。
 つまり「記憶」で管理するという方法に辿り着くのです。
 だから、資料は捨てるし、読んだ本は人に上げてしまうのだそうっす。

 こういう実践的なノウハウ以外に、面白いのは、新聞の制作裏話や、著者や仲間の記者たちの逸話などです。
 少し前に、「クライマーズ・ハイ」という記者を主人公にした小説を読んだばかりなのですが、本書を先に読んでいたらもっと楽しめただろうにとチョイ残念です。

 非常に落着いた語り口で、著者は誠実な新聞記者なのだろうと想像するのですが、原則の五つ目、

 5.情報発信者の意図やメディアのからくりを知り、偏り(バイアス)を取り除く。
 
 のところには、朝日の記者がよく言うよと、ちょっと疑問符が付く人もいるでしょう。
 最近では自費出版の問題など歯切れが悪い気がするのはワシだけでしょうか。
 これは朝日だけの問題ではなく、最近テレビ東京のWBSでも自費出版は素晴らしいっつー内容の特集をやっていて、もの凄い違和感を感じました。
 これは本書とは関係ない独り言ですが・・・。
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