こんな本を読みました。
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色の秘密
2008年03月07日 (金) 22:24 | 編集
色の秘密―最新色彩学入門 (文春文庫PLUS)色の秘密―最新色彩学入門 (文春文庫PLUS)
(2005/07)
野村 順一

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 「色の秘密 最新色彩学入門」(野村順一/文春文庫PLUS)読了。

 題名から連想すると、相当にお堅い本かと思ってしまいますが、全く違い、非常に読みやすいです。
 一言でいうと、「色に関するトリビアの羅列」か。
 「色」が人間の精神と身体にいかに多くの影響を与えるか、本当に驚くばかりです。

 例えば、色によって物の大きさが違って見えるという話。
 赤と青の自動車を同じ位置に置くと、人間の目には赤の方が7メートルも近くに見えるのだという。そのため、青い車は小さく見えるので、事故遭遇率が一番高いのだそうです。
 その理由がちゃんと科学的に説明されているのが面白いところ。

 赤は屈折率が小さいから、目の網膜より奥に結像する。そこで水晶体は網膜上に像を結ぼうとして、水晶体をふくらませて網膜に戻し、ピントを合わせる。その調節したぶんだけ水晶体が凸レンズとなるので対象物は接近し、膨張して見える。(p.60)

 青はその逆で、水晶体を薄くしてピントを合わせるために対象物は後退し、縮小して見えるというわけですな。

 また、「捨て色」という概念をはじめて知りました。

 数奇屋風の様式は茶室から和室に及び、日本人は色を見るための色を使う。色の数を少なく、明度や彩度も低めに抑え、茶器の渋さと帛紗(ふくさ)、茶室と和服の対比を生む。そのため茶室の色は「色を見るための色」すなわち「捨て色」になっている。(p.218-219)


 下着は白が一番良いそうです。
 白は大部分の放射線を透過して伝導するから、生命体が必要とする光が身体に届くからだそうです。
 白い下着を着れば風邪も治ると言い切ってます。
 逆に黒い布はすべて吸収してしまうのでよくないそうで、皺が増えるのだとか。

 光すなわち色は、皮膚と神経に作用し、さらに肺臓、肝臓、腎臓など、すべての器官系統に作用している。(p.65)


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