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すべては宇宙の采配
2009年10月19日 (月) 22:20 | 編集
すべては宇宙の采配すべては宇宙の采配
(2009/07)
木村 秋則

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 「すべては宇宙の采配」(木村秋則/東邦出版)読了。

 著者の木村さんは、数年前NHKの 「プロフェッショナル 仕事の流儀」 という番組で紹介されたのを観てから、ずっと気になっていた人物です。
 絶対に不可能だと言われていた、無農薬・無肥料でのりんごの栽培を成功させた人です。

 本書にはその栽培が成功するまでの御苦労と、りんご栽培には直接関係ないかに思える不思議体験が書かれています。

 無農薬・無肥料栽培に挑戦し始めた頃は、全く収穫のない極貧の日々が何年も続きました。

 税金が払えず、畑が差し押さえられ、りんごの木に「移動禁止」と赤紙を張られました。家族が食べるお米を作っていた、2反あった田んぼも手放してしまい、きょう食べるものにも事欠くようになりました。(p.92)



 自殺を考えて山に登り、そこで実がなっている野生の木から、決定的なヒントを得るくだりはTVにあった通りなのですが、それでも読んでいて非常に感動的です。
 自分の畑の土は固いのに、その場所の木の根元はふかふかで、尚且ついい香りが漂っていました。
 大切なのは目に見えるところだけではない、土と土の中なのだと木村さんは言います。
 それは人生のあらゆる場面で当てはまる、真理でもあるのです。

 無農薬・無肥料の意義や、無理解な周囲との戦いなども興味深く読ませるのですが、本書のもう一つの目玉が、木村さんの神秘体験です。

 龍が昇って行くのを見た話や、UFOの目撃、さらに宇宙人らしき連中との遭遇など、りんごの話も吹っ飛ぶインパクトです。

 はたして現実か、夢か、幻覚か
 もうこれは読んでもらい、各々が判断してもらうしかないです。
 特にラストのエピソードは、読後にいつまでも不可思議な余韻が長く続きます。

 内容は確かに胡散臭いのですが、木村さんの人柄からくる文体の所為でしょうか、木村さん自身も「なんでこんな不思議なことが起こるのかなぁ」というスタンスで書かれていますし、嫌な感じは受けません。

 どのような辛い体験も不思議体験も、良い方へ良い方へと解釈し、自分のりんご栽培を推し進めるための原動力にしてしまう、木村さんのプラス思考が凄いです。
 こういう人じゃないと「奇跡」は起こせないのだろうとただただ感嘆です。

 出来事それ自体より、それをどう受け止め解釈するかという、脳みその中の後処理の方が重要なんじゃないかと思えてきます。

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