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王者のゲーム
2009年11月18日 (水) 21:53 | 編集
王者のゲーム (上) (講談社文庫)王者のゲーム (上) (講談社文庫)
(2001/11)
ネルソン・デミル

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王者のゲーム (下) (講談社文庫)王者のゲーム (下) (講談社文庫)
(2001/11)
ネルソン・デミル

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 「王者のゲーム」(ネルソン・デミル/講談社文庫)読了。

 パリで自首してきたテロリストを護送して、JFK空港に向かっていたジャンボジェット機が、交信を途絶えさせたまま着陸。
 機内を調べると、乗員・乗客300人以上が有毒ガスで死んでいるのが発見される。
 テロリストはその混乱に乗じて、まんまとアメリカ国内に潜入してしまう。
 彼の任務は、1985年4月15日にリビアを爆撃したパイロット達を殺すことだった。

 9.11前に書かれた本ですが、いつかとんでもない事がアメリカ国内で起こるだろう、という危機意識があったのだということがよく分かります。
 危機感はあっても、そういう事態にどう対処したらよいのか分からないのが自由の国アメリカだったのです。

 あの警官は、本来ならさっそく職務を果たすことにとりかかり、手はじめにこのパトカーのトランクをあけろと命じてしかるべきだった。(略)しかし、アメリカという国はこんな事態への心がまえができていない。そう、心がまえがまったくのゼロだ。(上巻 p.207)



 テロリストを追跡するのは架空の組織「ATTF(アメリカ連邦統合テロリスト対策特別機動隊)」の捜査官ジョン・コーリー。
 デミルはこのコーリーを主人公にして他にも何冊か書いているようです。
 しかし追跡といっても、前半はほとんどやることがない。
 手配写真をTVで放送するくらいで、テロリストを追いかける方法がないのです。
 手をこまねいているうちに、テロリストは着々と任務をこなしていきます。
 コーリーが犯行の意図に気づくまでに、手際良く何人も殺されてしまいます。

 ハードボイルドなマンハント小説かと予想して読み始めたのですが、そういった堅苦しさは皆無で、というか、もう少し真面目にやってくれと思うくらい脱線しつつ話が進みます。

 後には何も残りませんが、とにかく読んでいる時は夢中になれます。
 一冊700ページ以上の上下巻なのですが、さすがベストセラー作家、最後まで飽きさせないで引っ張って行ってくれます。
 長い小説で暇つぶしする必要がある、という人にはお薦めです。


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